肉をたくさん食べても太らない!?ケトジェニック・ダイエットとは!

肉をたくさん食べても太らない!?ケトジェニック・ダイエットとは!

「肉や魚をたくさん食べて痩せる」「バターやマヨネーズを使える」などといったダイエッ
ト方法があるのはご存知でしょうか。
このようなダイエット方法を【ケトジェニックダイエット】といいます。
調味料に「バターやマヨネーズを使える」とはいえ落とし穴があるので今回はそれについて詳しくお話していきます。

ケトジェニックダイエットとは

私たちは普段、食事をする際に炭水化物などの糖質を摂り、ブドウ糖に分解してエネルギーにしています。ところが、糖質を制限した食事をすると、糖質の代わりに体内の脂肪をエネルギーに変えることができ、脂肪が燃焼するという仕組みです。この脂肪を燃焼する際に『ケトン体』という物質を作り出します。
ケトジェニックダイエットとはこのケトン体を作りだし、脂肪をエネルギーに変えて痩せるという方法です。

ケトジェニックダイエットのやり方

具体的なケトジェニックダイエットのやり方は以下になります。

糖質を制限する【50g以下】※10g以下を目指すのが理想

・糖質を一定数以上摂ってしまうとケトーシス(脂肪をエネルギーにする状態)にならないため、糖質を制限する。

たんぱく質の目安は【体重×1.6~2g】

・たんぱく質を上記の数値以上摂ってしまうと血中のケトン体がさらに増え、ケトアシドーシス(悪心・嘔吐・腹痛などの消化器の症状)に陥ってしまう可能性がある。

脂質は【オメガ3脂肪酸】や【中鎖脂肪酸】を積極的に摂る

・オメガ3脂肪酸は魚介類、えごま油、亜麻仁油、クルミなど、中鎖脂肪酸はココナッツオイル、母乳、中鎖脂肪酸含有製品など

しかし、オメガ3脂肪酸や中鎖脂肪酸だけで多くの脂質を摂取するのは大変なので、飽和脂肪酸(肉・卵・バターなど)もうまく活用する。

ケトジェニックダイエットのメリット・デメリット

<メリット>
・ダイエット効果が高い
・空腹感を得にくくなる
・満足感
・倦怠感がなくなる

<デメリット>
・食費が高くなる
・外食が難しくなる
・便秘になる可能性がある
・ケトン臭(体臭の変化)
・筋力の低下

ケトジェニックダイエット体験談

実際にケトジェニックダイエットを実践してみて、ケトジェニックダイエットの強みである「短期間での体脂肪減少」については大変実感することができました。
また、ケトジェニックダイエットでは便秘になる可能性が高くなると示唆されていますが、糖質制限を行っていた時より便通が良くなったと感じます。
上記にデメリットとして「外食が難しくなる」とあげましたが、何点か注意すれば外食も強い味方となります。
ケトジェニックダイエット中に外食する際は『ステーキ』を食べに行きます。
ここで注意していただきたいポイントがあります。

一点目は「ステーキのソース」です。
ソースには醤油や砂糖が使用されていることが多いため糖質を摂取してしまうことになります。
一日の糖質摂取量が一定数より下回っているのであればそこまで気にしなくてもよいと思います。
糖質をできる限り0gに近づけたかったためソースも気にしていました。

二点目は「付け合わせ」です。
ステーキの付け合わせにはジャガイモやコーンが付いてくることが多々あると思います。ジャガイモやコーンは糖質が多いため控えるようにしましょう。

まとめ

様々なダイエット方法があるなかで今回は「糖質を制限して脂質をたくさん摂って痩せる」というケトジェニックダイエットをご紹介しました。私自身は楽しみながら脂肪量を減らせていくことができたのでお勧めしたいダイエット方法でもあります。
どのダイエットを行うにしても共通して言えることですが、ご自身のライフスタイルに合わせてダイエットを行ってください。いきなり摂取カロリーを大幅に減らしたりするのではなく、例でいえば夕食の炭水化物を抑えるなど段階的に進めていくことを強くお勧めします。いきなり過度なダイエットを行ってしまえばモチベーションの低下にもなりかねません。
ダイエットを楽しみながらご自身の身体を変えていきましょう。

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