理想的な身体作りの為の食材バランス
多くの方にとって理想的なカラダ作りは健康的・機能的・美的であることです。
もう少し具体的に言えば、筋肉をより良い状態に成長させながら、余分な体脂肪を落としていくことです。筋肉を良い状態にするためには、筋トレとタンパク質の摂取が必要です。
また、体脂肪をなるべく作らないようにしていくためには余分な脂質をカットすることが必要です。
なので、カラダ作りにおける栄養バランスの意識は
三大栄養素のそれぞれの役割とPFCバランスの基準を知った上で、
・高タンパク質
(筋トレをした上で)
・低脂質
(良質な脂質はホルモンを作るので最低限必要)
・糖質は摂り過ぎ注意
(糖質の過剰摂取、余分なエネルギーは体脂肪になります)
◎タンパク質
☓脂質
▲糖質
をイメージしながら食事をしていくことが基本になります。
身体作りにとって非常に重要な三大栄養素
タンパク質・脂質・糖質
これらのカラダへの影響と役割について簡単にご説明します。
糖質→カラダを動かすエネルギー
脂質→カラダを動かすエネルギー(補足的にカラダを作る材料)
タンパク質→カラダを作る材料(補足的にカラダを動かすエネルギー)
が基本的な役割です。
もちろん他にも役割は細かくありますが、メインの役割をまずは意識しましょう。
ボディメイクにおける認識は、
・糖質→脳や筋肉のエネルギー
・脂質→体脂肪を作る
・タンパク質→筋肉を作る
ということをまずは頭に置いておきましょう。
そうすれば、おのずと何を摂るべきか見えてきます。
WHO(世界保健機構)が公言する栄養バランスとは
WHO(世界保健機構)や日本栄養学会など発表しているヒトの理想的な栄養バランスがあります。
もちろん三大栄養素の摂取バランス(割合)です。
三大栄養素
・タンパク質(Protein)
・脂質(Fat)
・糖質(Carbohydrate)
それぞれの頭文字をとって
PFCバランスと呼ばれています。
理想的なPFCバランスは、発表している機関によって多少異なりますが、おおよそ
タンパク質 約15%
脂質 約25%
糖質 約60%
となっています。
1日に2000kcalを摂取する人の場合は
タンパク質 300kcal(=15%)
脂質 500kcal(=25%)
糖質 1200kcal(=60%)
ということです。
もちろん年齢、性別、体格や目指すカラダによってこのPFCバランスを変えていくことが重要になってきます。
ここまで意識して食事をしていれば、中級者と言えるでしょう!
食材イメージ
数ある栄養素の中で三大栄養素はカラダに大きな影響力を持ちます。
これから先、それぞれの栄養素の役割や摂取バランスを考える上で、
具体的に何の食材に含まれているのかイメージができた方が理解しやすくなります。
日本人にとって、より身近で、よく摂取するモノの代表例を示します。
タンパク質
肉、魚、大豆、卵、牛乳
脂質
サラダ油、ナッツ類、オリーブオイル
肉脂、牛乳
糖質
米、小麦粉、芋類、果物、砂糖
ダイエットには、これだけ理解していれば十分です。
注意点は、肉や牛乳にはタンパク質が豊富な一方、部位や濃厚さによっては脂質も多く含まれることを頭に入れておきましょう。