プロテインの価値
タンパク質を必要な量を、しかもタイミングも考えて、毎日摂取することを意識していても実際に実行することはとても難しいです。
カラダづくりにおけるタンパク質の摂取では、
・量
・カロリー
・金銭
・摂取タイミング
これらが効率の良さを左右します。
タンパク質の量を多く摂るには、肉がありますが部位によっては脂質も多く含みカロリーが高くなります。
また、肉も牛肉などは単価も高いですし、朝から食べるのもなかなか難しいです。
また、筋トレ直後(30分以内)のタンパク質が筋肉にとって一番大事な摂取タイミングと言われているのですが、肉は調理が必要で消化吸収にも時間がかかるため、厳しいです。
これらを解決する目的で開発された、カラダづくりのキーになる最強アイテムが存在します。
それは『プロテイン』というサプリメントです。
1日に必要なタンパク質はどれくらい?
1日に必要なタンパク質量の目安は体重や運動レベルによって異なります。
実際に、60kgで筋トレ週2回の方はタンパク質90gが1日の必要量の目安になります。
この90gというタンパク質量を一般的な食事で摂取するというのは実は非常に難しいです。
まず、一度に90g摂るよりも、何度かに分けて摂取する方が効果的になります。
(理由:摂取した栄養素を一度で体内に吸収できる量は限界があり、また、血中アミノ酸濃度は時間とともに低下するため)
1日3食で生活している方で、
朝30g
昼30g
夕30g
と均等に摂取したとします。
朝食でいえば、タンパク質30gは
卵1個 6g
牛乳コップ1杯 6g
ご飯1杯 3g
納豆1パック
6gヨーグルト1個 6g
これでも少し足りません。
昼食は
外食でパスタや蕎麦や牛丼
コンビニで菓子パンやおにぎりにサラダ
これらではまず30gには達しません。
かといって、唐揚げ定食や焼き魚定食にするとカロリーは高くなります。
夕食は
牛肉150gで約30gです。
※肉の種類や部位によります。
これを毎日というのは、金銭的にも総摂取カロリー的にもなかなか厳しくなります。
つまり、タンパク質の必要量を摂取するということは、
・何の食材にどれくらいタンパク質が含まれているのか
・1食の構成をどのようにするか
『意識』をしながら食事をする必要があるということです。
具体的なタンパク質の摂取量の計算
筋肉は主にタンパク質から構成されています。つまり、筋肉を作るために、タンパク質は欠かせない栄養素です。
それでは、具体的に1日にどの程度必要なのか。
必要量の目安はその人の運動レベルや体重によって変わります。
一般的に言われている計算式は
『体重×比率=タンパク質の必要量』
と表されて、比率は運動レベルによって変動します。
・定期的な運動なし
体重(kg)×1.0=タンパク質の必要量(g)
※比率の単位はややこしくなるので最後に記します。
『具体例』
60kgの人は1日にタンパク質60g
(60kg×1.0=60g)
・筋トレが週2回ぐらい
体重×1.5=タンパク質の必要量
『具体例』
60kgの人は1日にタンパク質90g
(60kg×1.5=90g)
・アスリート
体重×2.0=タンパク質の必要量
『具体例』
60kgの人は1日にタンパク質120g
(60kg×2.0=120g)
となります。
もちろん性別、運動強度、筋肉量、体質によって必要量は個人個人で正確には異なります。
なので、大体の目安として、頭の中に入れておく必要があります。
※単位をつけた計算式
体重(kg)×比率(g/kg)=タンパク質の必要量(g)