筋肉痛の日数と年齢の関係性
トレーニングをしていると筋肉痛がすぐに来た!とか、2日後に来た!など、色々と耳にします。
筋肉痛が来るタイミングの早い遅いで、「年のせいだよ」と言われてしまいます。
果たして本当に年のせいなのでしょうか?確かめてみましょう。
そもそも筋肉痛とは筋肉に痛みが生じる事を指します。
広く言ってしまえば肉離れなども含みます。
世間一般に言う筋肉痛は「遅発性筋肉痛」と呼ばれるものです。
筋肉痛の原因は筋肉が伸ばされるときに発揮する力が原因で起こります。
例:アームカールの下ろしていく動作
逆に縮まる動作の時は筋肉痛が起こりにくいです。
例:アームカールのあげる動作
なぜ筋肉痛のタイミングに違いがくるのか
ではなぜ人によって筋肉痛の来るタイミングが違ってくるのでしょうか。
まず考えられるのが筋肉の使用頻度、というのも若い人の方が筋肉(身体を)動かすこと(仕事等)が多い方がたくさんいます。年齢が上がるにつれて、社会的地位が高くなり、身体を動かす機会が減っていきます。
逆に言えば若い人でも身体を動かす頻度が少なければ年齢関係なく同じ事が言えます。
上記の件から言えることは、筋肉の反応レベルの違いと考えられます。筋肉を使っていなくてトレーニングをすると反応時間の違いから年を取るという話になります。
二つ目が強度の問題です。
若い人は多少ハードなトレーニングをしても耐える事が出来ます。年齢を重ねることにより関節などに無理がない範囲で行おうと強度が下がってしまうので、その分筋肉痛が来るタイミングが年齢とともに遅くなっていると錯覚してしまいます。
日々トレーニングを続けている方にとって普通に翌日くるよ!という方は多いと思います。
そんな方は問題ありません、ただ知識として、年を取ると筋肉痛が遅くなるという事は迷信ですので、しっかりとトレーニングが出来ていれば翌日には筋肉痛は来ます。
考え方として筋肉痛が起こりにくいようにするトレーニング方法もあります。
必ずしも筋肉痛がなければいけない訳でもないので安心してトレーニングを行って頂けたらと思います。
あまりにもすぐに出る筋肉痛は肉離れの危険もあるので無理せずに必ず病院行くなどして対応して頂ければとおもいます。